長距離ドライバーならWi-Fi導入は必須です!
みなさんこんにちは!自らも大型のドライバーとして全国を飛び回っているtake(テイク)と申します。本日は僕たちドライバーが車内にWi-Fi環境を導入することのメリットをお話したいと思います。
結論から申し上げますと、
一刻も早くWi-Fi環境を導入した方が良い
です。車内環境が劇的に変わりますのでホント運転がますます楽しくなりますよ。ドライバーにとってトラックのキャビンは居間というか隠れ家というか、一番寛(くつろ)げる場所ですからね。Wi-Fi環境を導入して
車内空間の快適化
を目指しましょう。それでは順番にメリットをお話していきます。
音楽が聴き放題
音楽はCDで聞く時代から、ネットで音源を購入する時代、そして更に時代は移り変わり、ネットを通じてその都度音源をネットサーバーに取りに行く(ストリーミング)方式へとなりました。
当然楽曲の配信サービス業者と契約が必要で月額いくらかの料金が発生しますし、その都度ネットを介して音源をスマホやタブレットに取り込んで演奏しますので通信量を消費します。が、ストリーミングの最大のメリットはCDショップへ行かずともショップに保有されているCD以上に、ありとあらゆるジャンルの
莫大な数の楽曲
をその場でその瞬間から聴けることが可能となったことです。
CDやカセット?の入れ替え不要で延々と好きなアーティストの楽曲を聴き続けることができます。長距離を運行していると、あっという間にCD一枚って聞き終わっちゃう長さですよね。
勿論アーティストの縛りなく、自分の好きな曲ばかりを集めプレイリストを作ったりできますよ。正に自由自在です。
さらに、サービスによっては、「昭和歌謡」「平成JPOP」といったジャンル指定をすれば、そのジャンルの曲を自動で選曲して演奏してくれます。
主な音楽のストリーミング配信サービスは
- Apple music
- Spotify
- AWA
- Amazon prime music Unlimited
- Line music 等
ですが、いずれも月額980円となっています。各社横並びですが楽曲数や無料お試し期間に差があります。
CDの約3分の1の値段で、星の数程の楽曲が聞き放題となるこれらのストリーミングサービス、どれか一つは契約しておくことをおススメします。
こうして月額料金は必要ですが、車内にWi-Fi環境を導入することで、膨大な音楽が聞き放題になるのは非常に魅力的だといえます。なにせ我々トラックドライバーは車内で過ごす時間が膨大ですらね~。
※ 車内に導入するWi-Fi回線ですが、完全無制限サービスは絶滅寸前でしたが、2022/2/1より、WiMAXが通信量制限を緩和し、実質無制限化しました。
とにかくストリーミングによる音楽の配信サービスの良いところは、楽曲を途切れずに演奏し続けてくれることです。更に自分がいつも聞いている曲に似た曲を流してくれたりもしてくれますので、今まで知らなかったアーティストとの
不意な出会い
をもたらしてくれます。これはストリーミングサービスならではの出会いといえますね。
僕は最近、「ナチュラル ハイ」さんと出会いました。惜しくも既に解散されてしまわれていますが、本当に良い曲ばかりです。Amazon prime music Unlimitedを利用していなければ一生出会うことはなかったです。危ないところでした。Amazon prime musicには感謝しかないですよね~
ネット動画見放題
我々トラック運転手はとかく荷主さんの都合で待たされがちですよね。それでもお仕事を頂いている立場なのでじっと待つ他ないのですが、こんな時、動画配信サービスが便利なんですよ。 ワンセグでテレビ観てヒマ潰しするのもいいですけど、その時に面白い番組が放送されているか分からないですよね。そして続きが観たいところで、お仕事再開なんてことも・・・。
その点、ネットの動画配信サービスは、
観たい時に、観たい番組を観ることができる
好きな時に停止でき、また好きな時に再開できる
という点がトラックドラバーにピッタリなんです。
動画配信サービスには
- Abemaプライムビデオ
- DAZN(スポーツ専門)
- Netflix
- hulu 等
どがあります。これらもサービス提供業者と契約が必要で月額料金が必要ですし、ストリーミングサービスですので視聴すれば通信量を消費します。各社の料金や無料お試し期間、作品数はまちまちです。
ただ、全く料金のかからない
AbemaTV
もあります。これは「TV」とあるように地デジ電波の変わりにネット配信のテレビと思って下さい。番組表があってそのタイムテーブルどおりに番組が配信される仕組みで、番組の開始時刻にこちらのスケジュールを合わせる必要があるのはマイナスポイントです。ですが、考えてみれば、このスタイルが普通だったんですけどね。
※月額料金を支払いAbemaプライム会員になると好きな時間に好きな番組を視聴可能になります。
がっつり利用できる
これ、長距離ドライバーを長年やっているベテランドライバーさんは当たり前過ぎて気づかれていないかもしれませんが、我々ドライバーは運行している最中は一人で運行する訳ですから、
仕事中であるにも関わらず
車内で音楽をガンガン掛けても、動画をラジオ代わりにタレ流しても運転に支障を来さなければ
何でもオッケー
なんですよね。
そしてそれは仕事を終えて車内で休憩する時も同じです。つまり、就寝時間以外は先に説明した音楽聞き放題や動画見放題のサービスを利用出来得る環境にある訳です。これって、よくよく考えれば凄くレアなケースだと思うんです。
だって、普通のサラリーマンさんは仕事中は音楽も動画もNGですよね。音楽や動画を楽しむことがきるのは、
通勤、帰宅途中と帰宅してから就寝するまでの間
です。
残業で遅くなって帰るとお風呂入って寝るだけなんて話もよく聞きます。僕もデスクワークのサラリーマン時代はそんな感じでした。バタンキューってやつです。他の業種を見てもやっぱり仕事中は仕事に専念しなければなりません。
その点我々ドライバーは本当に恵まれた環境にあることを気づいて下さい。せっかく、こうした聴き放題、見放題のサービスの恩恵を十分享受できる体制にある訳ですから
利用しない手はない!
そう断言できます。
案外お得かも?
これは、僕みたいに独身ドライバーに当てはまる話ですが、
自宅のネット環境と車内のWi-Fi環境を統合
し、更にお使いの携帯電話の契約を見直すと意外に経済的なんですよ。
独身ドライバーさんで、自宅に光回線などの回線を別に契約されている方はいませんか。で、仕事中はスマホのギガを使用してネット閲覧という方。案外いらっしゃるのではないでしょうか。
車内にWi-Fi環境を導入すると、モバイルルーターを持つことになりますので、これを自宅に持ち帰れば自宅の回線は不要になります。自宅の光回線等は即時解約して下さい。モバイルルーターでも
10M~15Mbpsのスピード
が出ますので、ネット閲覧は当然、動画視聴も十分可能です。というか、全く不便無く使えます。
更に、携帯電話の契約の見直しです。携帯電話のプランを兎に角一番安くして下さい。そして携帯(スマホ)は常にモバイルルーターとWi-Fi接続します。これで携帯のギガは最低量のプランでも問題なしです。
これで、
- 自宅の光回線代 約3,000円
- 携帯代金が5,000円→2,000円 差額3,000円
で
約6,000円
が浮きます。
そしてWi-Fiを導入した際の月々の費用ですが、
- Wi-Fi回線契約 3,000円~ 5,000円
- 音楽配信サービス 1,000
- 動画配信サービス 2,000
という感じで
概算ですが5,000円~ 7,000円
です。
つまり、殆ど追加費用無しで音楽聞き放題サービス、動画見放題サービスの提供を受けることが出来るよううになるんです。
重要なのは、Wi-Fi環境の導入と携帯プランの見直しはセットということです。
ちなみに私、take(テイク)の月々の費用をご紹介しますと、
- モバイルWi-Fi回線代 3,483円
- アマゾンプライム会員 0円(通常は500円のところカテエネクーポン利用)
- Amazon music unlimited 650円(提供楽曲の大幅拡大) ※ 7,800円を年払いしてます
- DAZN for docomo 980円
- 携帯代金 ドコモ3g回線 1,833円
合計 6,946円
です。
この中で、アマゾンプライムは通常月額500円かかりますが、電気とガスの支払い先をカテエネにすることでタダになりますので、支払ってません。方法は「良いこと尽くめのAmazon Primeカテエネでお得に利用できちゃうんです」の記事で詳しくご紹介します。
DAZNも、先日残念ならが月額料金の引き上げ(月額3,000円)が発表になりましたが、dアカウントをお持ちの人は「DAZN for docomo」として契約することで、今は1,925円で契約可能です。僕は980円時代に契約したことで、そのまま据え置いて貰っています。
※ 先日DAZN for docomoも料金改定が発表され、1,980円で契約できるのは4/17までです。
※ DAZN for docomoが3,000円で契約できるのは、2023/2/13までです。
(執筆時の2022/1/22現在)モバイルWi-Fiの回線は、Gcallという業者さんにお世話になっています。当時、完全無制限で契約しましたので、1日使用量 7Gで制限、3日合計の使用量 10Gで制限という部分制限もなく使用させてもらってます。本当に有り難いです。Gcallさんいつも有り難う御座います。
条件がいい時に機会を失せずに契約することは大切ですね。
※ お世話になっていたGcallさんも、2022/3で無制限サービスの終了がアナウンスされてしまいました。
YouTube見放題
車内にWi-Fi環境を導入すればみんな大好きYouTubeも見放題です。僕は主に運転中は興味のある事柄についての講演をラジオ代わりにタレ流して聴いたりしています。国立天文台のシンポジュウム(研究発表会)の講演動画、宇宙に興味のある人は必聴ですよ。そこにはロマンしかないです(^^♪
タブレットやスマホをナビとして使用
車内にWi-Fi環境を導入するとスマホの通信量を消費することなくタブレットやスマホをナビとして使用できます。今はタブレットやスマホのナビアプリは車載ナビの性能を凌ぐ程ですからね。
僕は、SONY製のポータブルナビとタブレットでグーグルマップを動かしていますが、グーグルマップは高速の通行止め情報もいち早く反映してのルート検索であったり到着予想時刻を表示してくれますから非常に正確に運行の計画を立てれます。
それでいてポータブルナビを併用するのは、やはりナビはナビに特化した設計ですからGPS電波の掴みが強いと感じているからです。
仕事ですから遅刻は許されませんからね。タブレットがGPS電波を掴みそこなってウロウロ地図上で迷子になった時のスベリ止めですね。
また、みなさんもグーグルマップでストリートビューを活用して大型車両で進入可能かどうか確認されていると思いますが、Wi-Fiを導入して安価(今ならFire HD10が最適でしょか)な10インチクラスのタブレットを利用するとものすごく確認しやすいです。Wi-Fi環境と10インチクラスのタブレットは最強タッグと言えます。
Alexaスピーカーが使えるよ!
AmazonのAlexaスピーカーは、自宅のリビングにて自宅に設置されたWi-Fiルーターと接続して使用するデバイスですが、車内にWi-Fi環境を導入すれば、車内のモバイルルーターに接続して使用することが出来ます。車内に持ち込むとすれば、Echo-dotになりますね。
このAlexaスピーカーは人の言葉で操作する音声認識デバイスですから、実は常にハンドルを握っていなければならないドライバーとの相性抜群なんです。
例えば、
「アレクサ、○○地方の今夜の天気教えて」と目的地の天候を確認したり、
「アレクサ、ニュース読んて」「アレクサ、落語聞かせて」など、
ハンズフリーで操作できますよ。「KITT」と愉しくおしゃべりしながらという、ナイト2000を操るマイケルの気分を味わうことができます(対象年齢50以上(^_^;)。
おわりに
お話してきたとおり、長距離ドライバーが車内にWi-Fi環境を導入することはメリットばかりで、デメリットは有りません。
これからもWi-Fiの導入の方法、僕takeがおすすめするWi-Fiの回線業者などご紹介いたしますので今後とも宜しくお願い致します。
愛読感謝
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