WiMAX+5Gを契約するなら!(2022/4時点の情勢)

Wi-Fi導入

トラックドライバーなら是非契約しておきたいモバイルWi-Fiについて2022年4月における情勢をお伝えします。 

 

 ラックドライバーの皆さんこんにちは!自らもトラックドラバーをやりながら、車内空間の快適性UPをご案内しているtake(テイク)と申します。 

 かねがねトラックトライバーというお仕事に適したモバイルWi-Fiについておススメしているところですが、このWi-Fi業界も日々変化してきており、本日は2022年4月時点での情勢を説明し、トラックドライバーのみなさんがモバイルWi-Fiを導入する上での参考になればと思い執筆しております。

これまでのおさらい 

 

 おすすめのモバイルWi-Fiの回線として、データ無制限で月額2,980円(税込み3,278円)というコスパ最高の楽天モバイルですが、新規参入業者ということで、カバーエリアがまだまだ狭く、パートナー回線(au回線)の助けを借りて運用されている状況です。 

 このパートナー回線で高速データ通信が出来るのは 

5GBまで 

で、それ以降は月末まで通信速度が1Mbpsに抑えられるという仕様になっています。 

 日々移動しながらというトラックドライバーの運用ですと、すぐに5Gは突破してしまい、実質通信速度1Mbpsの無制限モバイルWi-Fiと捉えるべきですが、動画の画質を落とすなりすれば、使えなくはない状況であるとお伝えしています。が、今はまだ時期尚早であると。 

  代わって、候補に挙がったのが、WiMAX+5Gです。 

 WiMAX2+からWiMAX+5Gになったことにより、標準でWiMAXの電波の他、auの5G電波、4GLTE電波を掴んで通信する仕様となり、移動しながらの運用に弱いとされていた弱点が克服されました。更に決めては、2022年2月1日、データの使用制限が大幅に緩和された(実質無制限となった)ことです。 

  以上の状況から、 

  1.  一度楽天モバイルを契約してみて、実際の仕様感を試す。大丈夫ならそのまま運用。
  2.  不満が残る、我慢できない状況なら、楽天モバイルは2軍扱い(データ使用量1G以下なら維持費0円なので)とする。
  3.  楽天モバイルの代わりに WiMAX+5G回線の導入を検討。
  4.    楽天モバイルの通信環境が今の先行三社(docomo au SoftBank)並みになるのは3年以上はかかると予想
  5.  なのでWiMAXのプロバイダーは3年縛りを受け入れ、3年間の支払い総額が安く、その後の月額料金も最安値のカシモWiMAXがおススメ。 

という思考の流れでカシモWiMAXを提案してきました。 

 詳細はコチラの記事でどうぞ。 

2022/4現在の楽天モバイルの状況 

(1)使用感 

 現在僕は楽天モバイルを契約し、日常使いをしながら使用感をお伝えしていますが、2022年2月に契約し、その後約2カ月使用した感想は、明らかに楽天モバイルのカバーエリアは広がっていると実感できます。 

 パートナー回線で5Gを消費し、通信速度が1Mbpsになったところで、なにが出来るかを検証する為に、データを消費しようとしても、なかなかパートナー回線にならないという印象になってきています。 

 詳細はコチラの記事でどうぞ。 

(2)ニュース報道 

 2022年4月4日のネットニュースで、楽天モバイルが「4月以降、自社回線のサービスエリア拡大に伴い、パートナーエリアを自社回線サービスに切り替える」との発表がありました。 

                    ニュースの引用先 楽天モバイルHP:お知らせ

 自社回線エリアならば、データ無制限の高速通信が可能になりますので、楽天ユーザーにとって歓迎されるべきニュースと言えますが、そう単純ではありません。 

  ニュースをサラリと読むと、特定のエリアについて、楽天回線とパートナー回線で相互に補完し合ってカバーしていたのを、整備が整ったので、パートナー回線を楽天回線に切り替える 

 と読み取れます。  

 しかし、実際は、あるエリアの全域をパートナー回線が網羅し、その中で一部楽天エリアも点在するという感じから、ある程度「点」が「面」となり、カバーできるようになってきた。

  なので、    

 ニュースにある「自社回線に切り替える」というのは、エリアを網羅していたパートナー回線の契約を解消するという意味で、実際には歯抜け状態になり、カバーエリアは一時的に狭くなるでしょう。 

 更に、パートナー回線の電波は、いわゆる繋がりやすい800Mz帯の「プラチナバンド」も含まれていましたが、現在楽天モバイルにはこのプラチナバンドは割り当てられていません 

 移動しなながら利用する我々トラックドライバーにとっては、好ましい状態になったとは言えないでしょう。 

  以上のことを考えると、楽天モバイルは間違いなくカバーエリアは広がっているものの、その歩みは、三歩進んで二歩下がる♪ といったところで、やはりメイン回線にするには時期尚早と言わざる得ません。 

2022/4時点のWiMAXの状況 

(1)本家の値下げ&縛り無し 

 

  WiMAXとは、KDDIのグループ企業の一つ、UQコミュニケーションズが、UQWiMAXのプロバイダー名で提供しているインターネット接続サービスで、このサービスを代理で販売するのが、GMOとくとくBB  BroadWiMAX カシモWiMAX といった代理店です。 

 ですので、UQWiMAXはWiMAXの本家と言える存在で、本家の余裕からか、今までUQWiMAXはキャッシュバックサービスや月額料金など強気の設定で展開し、代理店の価格に比べると割高感が否めませんでした。 

 しかし、2022年4月より、この本家UQWiMAXも料金の値下げに踏み切りまた。正確に言うと、「縛り無しプランの料金を安さがウリの縛り有プランの金額に下げた」ということです。 

  値下げの内容は次のとおりです。

  • 契約期間の条件が撤廃(縛り無し) 
  • 以前の期間条件なしプランの月額が 5,005円 → 4,950円 
  • 25カ月間の「はじめる割」が    -550円 → -682円 

 これらの結果、月額料金は、

4,455円 → 4,268円(税込み) 

となりました。 

 「はじめる割」が適用される25カ月間なら、他の代理店の3年縛りを飲んだうえで適用される月額費用 

 

GMOとくとくBB 4,389円(税込み)
BroadWiMAX 3,894円 (税込み)
カシモWiMAX 4,455円 (税込み)

 

と十分戦える値段と言えます。       

 この他、代理店の三社は端末代金が無料であったり、キャッシュバックがあったりと、更に実質料金は下がりますが、急速にエリア整備が進んでいる楽天モバイルの動きを見据えて、いつでも乗り換えれる様に、契約期間の条件(縛り)が無い本家UQWiMAXを契約するのも賢明な選択肢の一つと言えます。 

(2)縛りを受け入れるなら 

 縛りを受け入れるなら、前述したGMOとくとくBB BroadWiMAX カシモWiMAX等 が選択肢になりますが、2022年4月時点での各社の特典を記載しておきます。

 とくとくBBと、カシモWiMAXは、それぞれの代理店(プロバイダー)のホームページではなく、更に限定の特典を受けることが出来るページ経由で契約した場合です。リンク先を貼っておきます。 

GMOとくとくBB 

 

  • 端末代金 0円
  • 事務手数料 3,300円が0円
  • (全ての人が適用される)キャッシュバック 14,000円 

                           リンク先:とくとくBB申し込みページ                    

BroadWiMAX 

 端末代金が必要ですが、下記のHPより申し込みを行うと、クレジットカード払い、安心サポートプラス605円、My Broadサポート998円加入を条件に18,857円(税込み20,743円)の割引適用。上記の二つのサポートはいつでも無料で解約可能ですが、すぐに解約したとしても初月の料金が発生する様です。 

                         リンク先:BroadWiMAX申し込みページ

カシモWiMAX  

 価格comのHPを経由して申し込みを行うと、 

       端末代金0円 

       事務手数料 3,300円が0円 

       初月の利用料金 1,408円が0円 

       Amazonポイントで10,000円分がキャッシュバック 

が確認できました。

                              リンク先:価格.com 

 

比較結果

  以上の特典を踏まえ、各三社の3年間の支払い総額を計算しますと、 

GMOとくとくBB 139,384円 
BroadWiMAX 139,109円
カシモWiMAX 145,925円

という結果になりました。 

※ キャッシュバックにつきましては受け取り条件の無いものを対象としました。乗り換え等により違約金が発生する場合、より厚遇なキャッシュバックを受けることが可能な場合もあります。 

※ 金額は全て税込み表示です。 

※ 執筆当時2022/4/10時点で各業者及び、特定HP上で確認できた内容で算出しております。契約検討時には皆様で再度確認をお願いします。  

 

 

2022/4時点での総括(take「テイク」氏の契約状況) 

 以上、長々と述べてきましたとおり、コストパフォーマンス最高の楽天モバイルのカバーエリアは確実に広がりつつあるものの、現時点においてはメイン回線としては力不足感が否めず、2軍扱い止まりです。 

 そして、メイン回線はデータ使用量が無制限化したWiMAXとし、選択したプロバイダーは、以前の記事でも宣言したとおり、カシモWiMAXとしました。 

 決断の理由はやはり、楽天モバイルの環境が整うにはまだ3年以上の期間が必要との思いから、3年経過した後の月々の料金を考えてのことでした。 

 どのプロバイダも契約月の翌月から3年後の1カ月間が、「更新月」と呼ばれ、その一か月の間が違約金が発生せずに解約することが出来る唯一のチャンスとなり、それを逃すと更に3年待つこと(自動的に3年縛り)になります。 

 ですので、解約はハッキリいって非常に面倒というか、実用的ではないと思いますので、縛りの無い本家UQWiMAXは非常に魅力的ではありました。(初期費用はかかりますが・・・)

現在の楽天モバイルの環境整備のスピードを考えますと、いつでも乗り換え可能な本家UQWiMAXも有力な選択肢の一つだと思います。

 まあ、しかし自分の性格はめんどくさがりで、せこせこ乗り換え、契約し直すというのは性に合わず、この先3年、もしかしたら6年、カシモWiMAXにお世話になればいいかなーという思いです。 

 まあ、こんな選択が出来るのも、やはり楽天モバイルがデータ使用量1G以下なら回線維持費が0円であるところが大きいと思います。 

 ですから革新的な料金プランで勝負を続ける楽天モバイルを個人的には応援していますので、通信環境が整った暁にはメイン回線は楽天モバイルへと変更したいと考えています。 

 

おわりに 

 これからも日々刻々と変化するモバイルWi-Fiの現状について定期的に情報を発信していきます。更に、契約中の楽天モバイルについてカバーエリアの広がりについての感想、新に契約したWiMAXについて、弱点とされる高速移動しながらの使用感についてご報告していきます。これらの内容が同業者であるトラックドライバーの皆さんのモバイルWi-Fiを選ぶ際の参考になればと考えています。 

 車内にWi-Fi環境を導入すると、本当に出来ることが増えて車内が快適になりますので、未(ま)だの人は是非ご検討をおススメします。 

 それでは最後までご覧いただき有難うございました。

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