WiMAXの契約に「縛り」有りなら、是非この記事に目を通しておいて下さい!!!

Wi-Fi導入

2022年7月1日に改正された電気通信事業法が施行となり、それを境にWiMAXの契約形態も一変しました。本日の記事の内容は、改正法施行前の2022年6月30日以前にWiMAXを契約した方が対象となります。

 

 

 WiMAX+5G契約し、快適にご利用されている方、数多くいらっしゃると思います。

 WiMAX+5Gとなって、掴める電波が増え、更に2022年2月1日に「3日間で15GBの速度制限」が撤廃されてからは、非常に使い勝手が良くなり、

外出先で使うモバイルルーター

としての用途や、

導入に際し工事不要の為、職業上引っ越しが多い方

にとっては非常に有難い回線となりました。

 かくいう僕も、実質データ通信量が無制限化したこのWiMAX+5G、トラックの車内をWi-Fi化するのに良いのではと、検討を重ね、2022年4月に契約し、その後トラックの車内や自宅に持ち帰って不満なく快適に使い続けています。

 

が、不満無く快適であるが故

それ以上の興味が無くなり、現在のWiMAXの情勢については疎くなりがち

ですよね。

 本日の記事は、こうした不満無く、快適に利用されている方で、「縛り有り契約」で運用している方に対して、是非お知らせしておきたい内容となります。

 

 

1 お伝えしたいこと

 WiMAXの本家であるUQWiMAXや、各代理店が尊守すべき法律、電気通勤事業法の改正により、2022年7月以降、縛り契約はほぼ絶滅しました。

 記事をご覧になっている方で、2022年6月以前にWiMAX契約されている方は、

2年若しくは3年縛り

を受け入れて契約されていると思いますが、今は、縛り契約は殆どありません。

 

 これは、「縛り契約」自体が法律で禁止された訳ではく、

縛り期間中に解約する際に請求されていた解約金(違約金)

1ヶ月の利用料金程度

にしか設定出来ない様に規定された為で、「縛り」の意味(効力)がなくなった為です。

 

 今、WiMAXは

縛り無し契約がスタンダード(基本)となっている

ことをまずお伝えします。

詳しくは、「法改正のより情勢一変!WiMAX+5Gを契約するなら(2022/7の情勢)」の記事をご覧下さい。

 

 

 

 

 

2 法改正の背景

 今回、この電波通信事業法が改正となった背景には、

通信事業者と消費者との間で、解約金をめぐるトラブルの報告が多く寄せられていた

というものがあり、消費者保護のルールが見直さることとなりました。

 ですので、当然ではありますが、今回の法改正は我々ユーザー(消費者)有利なものとなっています。

 

 

3 お伝えしたい改正点

 消費者の申し出に応じて、遅滞無く解約できるようにする措置を講じることが義務化され、具体的には

  • ウェブ解約できる様にすること
  • オペレーターを十分に配置し、解約に対応すること
  • 解約の予約を行える様にすること

が挙げられますが、最大の改正点は、解約時に請求できる金額、内容が規定されたことでしょう。

 解約金について、法律内では

改正前 規定無し
改正後 月額料金を上限とする

と規定され、その他請求できるものとして

  • 電気通信サービズの開設工事費等の残債
  • 電気通信サービスの撤去工事費
  • レンタル物品の使用料 等

と明示されることとなりました。よって、2万円、3万円という高額な解約金(違約金)は設定出来なくなりました。

 

 

4 皆様にお伝えしたい重要ポイント

 こうして、2022年7月に改正電気通信事業法が施行されたことにより、高額な解約金は消滅したのですが、これらの規定は、改正法施行前の

2022年6月以前に締結された契約には適用されない

ということです。

 つまり、現在「縛り有」契約をされている方は、契約締結時は、当然2022年6月以前でしょうから、今、解約手続きをすれば、契約更新期間でなければ、

契約時の規定どおりの、2万円、3万円といった高額

を請求されます。

 契約時の内容がこうして法律改正後も生き残るのは、理解できますが、気を付けて欲しいのは、

2年縛りなら、2年と1ヶ月後、3年縛りなら3年と1ヶ月後に設定されている

契約更新月

という、

解約金0円 で解約できる唯一の期間

に何もアクションを起こさず、そのまま過ごしてしまうことです。

もし、何にもアクションを起こさなければ、契約はそっくりそのまま、そのままの内容(その月を起点にして、更に2年縛り、3年縛り&高額解約金付き)で

自動更新される

おそれがあるということです。

 

一応、「契約更新時には消費者が不利益を被(こうむ)らないように、新契約の案内に努めること」という文面もありますが、裏を返せば「縛り、高額解約金付きであっても契約の更新は可能」と読むこともできますからね。

 

なので、今すぐ契約を見直せという訳ではなく、やがて訪れる「契約更新月」を忘れることなく、その期間には

必ず契約を見直すこと

を強くお薦めします。

 普通に考えるなら契約更新月に縛り有り契約を解約し、新たに契約を結び直し「縛り」&「高額解約金」の呪縛から逃れておくべきだと思います。

 通信技術の進歩は日進月歩ですし、より高品質でコストパフォーマンスに優れたサービスが登場したのなら、そうしたサービスに乗り換えれる様、縛りのない身軽な契約にしておいて損はないです。月々の利用料は殆ど変わりませんからね~。

 

 

本日のまとめ

 本日は、現在快適にWiMAX+5Gを運用しつつも、縛り有り契約を結んでいる方が、そう遠くない未来に訪れる

契約更新月

必ず契約の見直し

を行った方が良いですよという話でした。

2022年2月に発表された、WiMAX+5Gの速度制限見直しにより、加入者が激増したと予想されますが、これらの方々は、僕も含めてですが、

2年、3年の縛りを受け入れての契約

だと思います。だってその当時は本家UQWiMAXにしろ、他のどの代理店も縛り契約が当たり前でしたから。

ただ、その時点ですでに電気通信事業法の改正法は成立しており、あとは施行を待つばかりという状態であった訳ですから、

自分自身、リサーチ不足

であったことも否めません。申し訳ありませんでした。

 

 ただ、次回の契約更新月には、必ず契約の見直しが必要ですから、今からスマホやタブレットのカレンダーに「契約更新月」と書き込んでうっかり忘れてしまわない様にしておきましょう!!!

 

 

   以上、take(テイク)からの業務連絡でした。

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