車で使うWi-Fi回線業者はコレ一択!長距離トラックドライバーは語る。

Wi-Fi導入

 ラックドライバーの皆さんこんにちは。そして日々の運行お疲れ様です。自らの大型のドライバーとして全国を飛び回っていますtake(テイク)と申します。日頃から皆様にはトラックの車内空間快適化のご案内をしております。 

 長距離運行に従事するドライバ=は車内にWi-Fi環境を導入すべきとお話しておりますが、本日は導入の方法について具体的にお話していきます。 

 車内にWi-Fi環境を導入するには、することは二つしかありません。 

  • 回線契約をすること
  • モバイルWi-Fiルーターを購入すること      

です。 

 そして、殆どの場合、回線契約すると「レンタル」という形とかセットでモバイルWi-Fiルーターも一緒に手に入りますので、回線契約さえすればWi-Fi環境の導入準備は終了となります。 

回線業者の選定 

 そして、一番重要なのはどの業者と回線契約を行うか?つまり業者選定に尽きると思います。「モバイルWi-Fi」「ポケットWi-Fi」という名称は、「持ち運べるWi-Fi」という意味で同義ですが、これらのキーワードと「業者」で検索すると数多くの業者がヒットし、初めて方は本当に迷ってしまうと思います。これらのサイトの中には「無制限」「コスパ最高」「使いたい放題」,etc.と景気のいい言葉が並んでますからね。 

 僕自身は今、「G-Call」という業者さんにお世話になっていまして、 

     月々料金  3,830円(税込み) 

   データ使用量    無制限 

   速度制限      無し 

という条件で使用させていただいています。本当に本当の完全無制限で、一日の使用量7Gとか3日合計10Gで翌日の○○時まで低速制限ということもなく、何一つ不自由なく快適に使用させて頂いております。G-Callさんいつも有難うございます。更に契約時に「FS030W」というモバイルWi-Fiルーターも無料で頂きまして最高の神プランでした。 

 なので今この記事をご覧になっている皆さんに対しても「絶対におすすめである」と提言したいのですが、残念ながらG-Callさんは今現在は上記の条件での新規申し込みを行っていません。というか上記の条件でのプランは消滅しています。が、既存のユーザーにはそのままの料金、そのままの使用条件で継続してサービスを提供していただいているようです。感謝しかないです。 

 こうして、自分が不自由なく利用できているサービスをおすすめ出来ない今、それに代わるものとして皆様に僕takeがおすすめする回線業者は、ズバリ楽天モバイルになるでしょう。その理由をこれから説明いたします。 

 

 

※ 2023年6月1日より「Rakuten最強プラン」が始まりましたが、正に最強プランに進化しました。詳細は下記の記事になります。

画像引用先:楽天モバイルホームページ

 

最新記事になりますので、是非コチラの確認をお願いします。

 

 

 我々長距離トラックドライバーの使用状況の特徴 

長時間使用 

 長距離運行に従事するドライバーはとにかく勤務時間が長くなりがちです。が、勤務中といえども一人運転中の車内は運転に支障を来さなければ何をしても自由ですから音楽かけたい放題、動画をラジオ代わりにタレ流しという使い方が出来ます。そして当然休憩時間中も同じです。つまり就寝時間以外は常にこうしたサービスを利用し得る状態である訳です。一般の会社勤めのサラリーマンさんは勤務時間中に音楽を聴いたり、動画見れないですからね。そうした人達に比べると利用時間が格段に多いと思います。つまり他の業種の方々に比べデータ使用量が多くなるということです。 

 実際に僕が今、長距離運行をしながらひと月、どの程度のデータを消費するかというと、 

    月 200G~300G位 

です。僕は趣味の一つに将棋がありまして、ネットで藤井聡太君の対局の放送があったりすると、ずっと映しっぱなしで、別の端末で音楽流しっぱなしという使い方をします。つまり長距離ドライバー普通に一日10G位使えちゃうということなんです。 

高速移動 

 文字通り、車内で利用する訳ですから、移動しながらの利用となる訳です。モバイルWi-Fiの回線の種類の一つに「WiMAX」というのがありますが、僕も運送業に従事する以前に契約していました。その時の印象として「移動に弱い」というのがあります。家や喫茶店など移動せず、一つの場所に留まって使用する分には快適でしたが、車内で使用したところ電波を掴んだり、掴めなかったりを繰り返していました。これは10年以上前の話ですので、現状はかなり改善されているとは思いますが、「WiMAX」回線は移動しながら使うことが予想される携帯電話の電波として使われていませんよね。つまりそういうことです。高速道路を利用して高速で移動する我々トラックドライバーの相棒にはなり得ないのではと考えます。 

回線(速度)の品質 

 回線の品質、つまり速度ですが、我々トラックドライバーは運転しながら音楽を聴いたり、動画をラジオ代わりにタレ流したりの場面が多い訳です。休憩中に動画を観るにしても、自宅の大画面テレビという訳ではなく、せいぜい10インチクラスのタブレットを利用してですから、高画質じゃなくても画面が小さい分それなりに綺麗です。また休憩中にゲームをするといっても、タブレットを用いてですから大量のデータをやり取りする本格的なオンラインゲームはハード面から土台無理なんです(PUBGモバイル版は無印iPad2017で十分サクサクですが)。なので、必要以上の回線速度は必要ありません。僕の経験で申し上げれば、10Mbps位の速度で十分という感覚です。 

長距離トラックドライバーの使用の特徴を踏まえた上での回線業者の選定 

 こうした我々トラックドライバーの使用の特徴を踏まえた上で回線業者を選定するとなると、まず、移動に弱いWiMAXは却下です。それにWiMAXはデータ無制限といいながらWiMAX2+は3日合計10G、WiMAX+5Gは3日合計15Gで次の日午後6時から翌午前2時まで速度制限が入りますので、先に話したとおり、一日10G使うこともある長距離ドライバーの使い方ではアウトです。すぐに速度制限が入ることになります。 

※ この速度制限につきましては2022年2月1日、WiMAX+5G回線のみ、3日合計15G制限を撤廃するとアナウンスされました。衝撃、重大発表でした。ですのでUQモバイルでTRY WiMAXという制度を利用し15日間のお試しを申し込みましたので検証結果を併せてご覧ください。 

             WiMAXは長距離トラックドライバーのWi-Fiになり得るか?(検証編)                  

 そして次に複数存在するレンタルWi-Fi業者ですが、「レンタルWi-Fi」「無制限」のキーワードでヒットする業者であっても、慎重に確認していくと、但し書きで 

一日3G以上 

          ひと月90G以上で速度制限(どっとこむWi-Fi) 

同じく、データ無制限と謳っていながら、 

          3日10G以上で速度制限(Ymobile!) 

となっており純粋なデータ無制限プランのWi-Fiは見当たりません。 

 が、大手の携帯キャリアメーカーに目を向けると、通話プラスデータ無制限のブランが各社 

  • docomo 5Gギガホプレミア 月額料金7,315円
  • au 使い放題MAX5G         7,238円
  • Softbank メリハリ無制限      7,238円

という感じで展開していますが、いづれもデータ専用プランではなく通話も含めた携帯電話の料金になります。そしてデータ無制限として契約した携帯電話をルーター代わりにするテザリングによるデータ使用はdocomoは60Gまで、au、softbankは30Gまでと制限されていますので、これらの契約は長距離トラックドライバーの車内に導入するWi-Fi回線業者にはなり得ません。なにより維持費が高く、コスト面からも現実的ではないでしょう。 

 また、carrozzeriaから車載専用wifiルーター DCT-WR100Dという商品も発売されており、検討の一つに入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この商品、ドコモ回線にてインターネットにW接続できて、尚且つ365日プランで13,200円、月1,100円という最高プランに写ります。これは確かに車載専用Wi-Fiルーターですが、正確には 

車内の助手席(つまり運転手以外)用 

になります。 

 この DCT-WR100D は加速度センサーが入っておりエンジンONから走行中は絶え間なくインターネットに接続できますが、エンジンONの状態でも車両停止後60分で接続できなくなります。 

 この商品のコンセプトはとにかく車両で移動中の娯楽として助手席、後部座席の方がネットや動画を楽しむ為のもので、車中泊の多い長距離トラックドライバーの検討対象とはなりませんのでご注意下さい。   

管理人がおススメする回線業者は 

 こうした現状の中、唯一の選択しとして僕take(テイク)がおすすめするのが、携帯電話業界に後発で参入し奮闘している楽天モバイルという訳です。 

 この楽天モバイルも完璧なプランではありませんが、現状、最も我々長距離ドライバーの使用に耐えうるものであると考えます。 

 楽天モバイルの概要は  

月々の料金   3,278円   

データ使用量  無制限 

但し、楽天エリア以外(パートナー回線)では月5Gまで高速通信 

5G超過後は最大1Mbpsで接続 

という内容です。 

 楽天エリア内ならば、データ容量無制限で高速インターネット通信が可能ということですが、問題は楽天エリア外です。 

 長距離トラックドライバーにとって、5Gというデータ通信量は一日で突破してしまいます。それに楽天は後発参入の携帯電話会社なので基地局の整備が十分に進んでおらず、カバーエリアは先行三社(docomo,au,softbank)に比べ狭いことは疑いのない事実です。以上の点を踏まえますと、月のほどんどの時間を 

1Mbpsという速度 

で過ごすことも覚悟する必要があるのですが、ズバリこの1Mbpsという速度で大丈夫なんです。 

 皆さんは巷に溢れかえる    

         大容量、光速通信 

という言葉に惑わされているだけです。 

 ということで、実際の使い心地を確かめるべく、2022年2月7日、楽天UNLIMIT-VIを契約してきましたので、次回は実際に仕事に持ち出して使用した状況をレポートします。引き続きご愛読を宜しくお願いします。

                           楽天モバイル 検証(前編)につづく 

2022/5/20 追記

2022/5/13 楽天モバイルより新プランRakuten UNLIMT Ⅶという新プランが発表され、同プランは回線の0円維持が不可能となり(最低利用価格 税込み1,078円)ました。更に、旧ユーザーも強制的に同新プランに移行させらるということで、お試しで契約し、使い心地に不満があればサブ回線扱いとして0円で回線を維持するという方法は取れなくなりました。

悲報・・・。楽天モバイル0円運用終了のお知らせ

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