はじめに
昨今はIoT(Internet of Things)が叫ばれ、全ての物(家電)がネットに繋がる世界が迫ってきていますが、その「物」の中には
車そのもの
も含まれています。
車がネットに繋がることにより、交通渋滞の解消や運転支援による事故防止に期待が寄せられ、最終的にはネットに接続して渋滞知らずの完全自動運転なのでしょうが、これらの手始めとして
常時ネット接続型ナビ
や
スマホ連携(Apple Car Play、Android Auto)
により車がネットに繋がり、交通事情を加味した道路案内が展開されています。
この様に車こそ、
ネットに繋がることで顕著に我々の社会生活を快適で便利に変えていく
と予想され、今後も車とネットは切っても切れない関係になっていくでしょうし、より優先的に進められていくものと思われます。壮大な話ですけどね。
話を個人に戻すと、単純に車にネット環境を整えれば、出来ることが格段に広がり、車内は第二のリビング空間、エンタメ空間へと変貌いたします。この感動を皆様にお伝えすべく、当ブログは細々と運営されております。
1 車内をWi-Fi化する際の考え方
車内をWi-Fi化するには、
Wi-Fi化する方策(方法)
と
それに用いる回線の選択
の二本立てで考える必要があります。そして、これらを組み合わせて、自分の使用環境(利用料金や使用データ量)に合う最善の方法を探っていくのが基本的な考えですが、Wi-Fi化する方策によっては、
おのずの回線が決まってくるケース
もあります。
YouTubeや他のブログにおいても車内のWi-Fi化に関する情報が溢れ返ってはいるものの、その内容はこうした背景があるにも関わらず、
単に方策(方法)のみの解説
であったり
漠然と回線をおすすめしているだけ
とか、はたまた
整理されず、ごちゃ混ぜに紹介している
ケースも存在しています。ですので、2022年12月に当ブログを立ち上げ、以降車内の快適化を追求し、アレコレ試行錯誤してきた集大成として、分かり易くをモットーに車内のWi-Fi化に関し徹底解説いたします。

どうか暫くの間、お付き合いをお願い申し上げます。
2 車内をWi-Fi化するメリット
すでに、この記事をご覧になっている方は、車内にWi-Fi環境を整えることにより得られるメリットは十分理解されていると思われますが、改めて簡単にご紹介させて下さい。
(1)動画視聴可能
お手持ちのスマホやタブレットを用いて動画視聴が可能になります。渋滞にハマり込んだとしても、助手席の奥様や後部座席のお子様達は全く苦にならないでしょう。
(2)楽曲が無限大に
スマホやタブレットのストレージ内にも音楽を大量に保存できますが、保存楽曲数には限りがあります。しかし、車内をWi-Fi化しストリーミングによる楽曲再生の方法にすれば、再生可能な音楽は
無限大
となります。そして、楽曲を保存(ダウンロード)するという手間からも解放されます。
車でも大好きなアーティストの楽曲を聞き放題!!最高です!!
(3)リアルタイムな交通事情に配意したルート案内
常時ネット接続型ナビなら、刻一刻と変化する交通事情をリアルタイムに把握して、最適なルートで案内してくれます。事故、災害による通行止めでUターンなんて事態を未然に防いでくれます。
目的地に時間どおりに荷物を届けることが最大の使命であるトラックドライバーの仕事をしていると高速道路の渋滞、通行止め情報には常にアンテナを張り巡らせておく必要があり、それを自動で収集してくれる常時ネット接続型ナビは本当に心強いですよね。
(4)後部座席のお子様はゲームも
昨今は携帯ゲーム機もネット接続機能を有し、全世界のプレーヤーと対戦したり、共闘したりします。プログラムどおりに動くポットよりも、人間相手の方が何百倍も面白いですよね。それを車の中でも楽しめるようになります。
とにかく(ハンドルを握るパパ以外)渋滞が全くに苦にならなくなります。また、一人でドライブする時もお気に入りのアーティストのMVを流し続けることができますよ!ドライブ好きには堪らない時間を心置きなく過ごすことが出来るんです!
3 車内のWi-Fi化に必要な回線品質
この項目は、後の回線選択の場面で非常に重要な要素になりますので、必ずご理解いただきたいです。
真っ先に結論を申し上げますと、車内のWi-Fi化に必要な回線速度は、
ぼちぼちでオッケイ!
そして回線のカバーエリアも
そこそこ
つまり、所々穴(圏外)があっても大丈夫なんです!!!
そのカラクリをご説明いたしますと、動画や音楽を再生するデバイス(タブレット、携帯等)にはバッファリングという有難い機能が備わっています。
このバッファリング機能とは、動画や音楽の再生が途切れない様に、少し先の未来のデータもデバイスのメモリー内に蓄積しながら再生する仕組みをいいます。
音楽データなら、(4G回線でも)あっという間に一曲分くらいは蓄積しちゃいますし、Prime Videoなどの動画でもおよそ3分位は蓄積します。Live放送と名打たれたAbemaTVやDAZNであっても、実際には30秒から1分程のディレイ放送ですから、回線が途切れたとしてもその間は猶予期間と言えます。
常時ネット接続型のナビにしても、ネット圏外だからといって地図が消え、案内がされなくなる訳ではなく、多少回線が途切れたとしてもドライバーは回線が途切れたことを認識することはないでしょう。
つまり、携帯やLine通話による会話や、Zoom会議は常時それなりの品質(速度)で回線が繋がっていないと使いモノになりませんが、車内で動画や音楽を愉しむ分には
必ずしも常時接続は必要なし
つまり、回線品質のハードルはぐ~んと下がる訳です。
その証拠に、僕が今現在も使っているモバイルルーター(楽天SIMで運用中)は富士ソフトさんの
FS030W
という古めの機種で、5G非対応の製品です。それでも車での利用する際に不便を感じることはほとんどありません。
※ 但し、自宅のパソコンで大人の動画♡を(勿論高画質で)ダウンロードする際は、完了まで10時間!?と表示されたりする時は、あちゃーとはなります・・・。
バッファリングについての詳しい解説は、下の記事で解説しています。
ここでは、データ通信専用回線で、通話をメインの用途に想定していないことから、現状エリアに穴の多いWiMAX回線を取り上げていますが、それでも車内で動画、音楽の視聴には、ほぼ問題なく利用できることがご理解いただけます。
4 車内のWi-Fi化方式(方策)
先ずは第一ステップとして、車内をWi-Fiする方式(方策)を紹介し、それぞれのメリット・デメリットを解説いたします。
下記の一覧表のとおり、方式(方策)によっては用いる回線は固定化されます。つまり選べません。反対に「フリー」は回線の選択が可能であることを示しています。
(1)車載専用Wi-Fiルーターの導入
世間では「車載専用Wi-Fiルーター」というジャンルが確立しつつある状態ですが、未だ黎明期(始まったばかり)と言え、その定義はまだまだ曖昧でこれがユーザーを惑わせる原因となっています。ここでは、一括(ひとくく)りにされている「車載専用Wi-Fiルーター」を明確に分離して解説いたします。
皆さんがGoogle先生に「車載専用Wi-Fiルーター」と尋ねる(検索する)と、いの一番に
カロッツェリア製のDCT-WR200D
が表示され、次点として
KEIYO車載用Wi-Fiルーター
カシムラ無線LANルーター
が表示されるのではないでしょうか。で、これらを見比べ、
価格がえらい違うけど、どこが違うの?
って思った方(思っていらっしゃった方)は、是非読み進めて頂き、この点だけでもスッキリさせていって下さいね。
ア カロッツェリアDCT-WR200D
画像引用先:カロッツェリアホームページ
車載専用Wi-Fiルーターの正にパイオニア(開拓者)!Pioneerのカー用品ブランド「カロッツェリア」から発売されている商品で、同商品の最大の特徴は、
最初から内部に、携帯のSIMにあたるUIMがセットされている点
にあります。
このUIMは、ドコモが提供する「docomo in Car Connect」を利用する為に必須のもので、逆に言えばこのUIMしか利用不可の仕様となっています。ですから回線はおのずとdocomo回線(4G)に限定されます。
つまり、カロッツェリアDCT-WR200Dは回線契約不要で、購入後直ぐに
docomo 4G回線
を利用できる商品となっています。
※ UIMの有効期限は通電月を含む24カ月後の月末になります。その後は新しいUIMカードを準備する必要があります。
※ docomo回線は4G回線に限られます(5G非対応)。
イ KEIYO車載用Wi-Fiルーター、カシムラ無線LANルーター
画像引用先:株式会社慶洋エンジニアリングホームページ
画像引用先:株式会社カシムラホームページ
一方の、KEIYO製、カシムラ製のWi-Fiルーターには、UIMやSIMは同梱されておらず、利用する際はユーザーが別途いずれかの通信会社と回線契約をして物理SIMを準備する必要があります。そうなると、月の基本料金が発生する可能性もあるでしょう。
※ KEIYO製、カシムラ製共にeSIM非対応です。
つまり、これらの車載用Wi-Fiルーターは、ルーター機能だけを有しつつ、高温、極寒となる車内での利用を想定し、予め
バッテリーレス
にするというコンセプトで商品化されたモバイルルーターになります。
ウ 相違点
細かな性能はさておき、カロッツェリアの車載専用Wi-Fiルーターと、KEIYO製、カシムラ製の車載専用Wi-Fiルーターとでは大きな価格差が存在しています。
アマゾン、楽天市場などで一度価格を確認いただきたいのですが、カロッツェリアDCT-WR200Dの定価が2万円以上するのに対し、これらKEIYO製、カシムラ製の車載用Wi-Fiルーターが1万円を切る価格帯となっています。つまりこの差は
別途回線契約の必要性が有るか、無いかの差
という訳です。安いのには「訳」があるんですね。僕は現在、自家用車にカシムラ製の車載Wi-Fiルーターを乗っけてます。
※ 因みにカロッツェリアDCT-WR200Dもバッテリーレス仕様です。
(2)サイバーナビの購入
画像引用先:カロッツェリアホームページ
車載専用Wi-Fiルーターを販売しているカロッツェリアはナビにも注力しており、とりわけ
常時ネット接続型ナビ サイバーナビ
がナビ商品のフラッグシップ(旗艦)モデルとして強力に販売展開しています。
常時ネット接続ナビの最大の利点としては、
リアルタイムの渋滞情報
交通事故、自然災害による通行止め情報
を加味した
的確なルート案内
が挙げられますが、その副産物的メリットとして、
車内のWi-Fiスポット化
があります。
つまり、車のナビにサイバーナビを選択することによって、自動的に車内のWi-Fi化が達成される
ことになります。
そして、このサイバーナビがネットに繋がる理由ですが、ナビ本体にネット接続機能が装備されている訳ではなく、本体とは別に同梱される
ネットワークスティック
により行われることになりますが、この「ネットワークステック」は、いわゆる前項で解説した
DCT-WR200Dと同等品?(同じカロッツェリアですからね)であり、回線は
docomo 4G回線
に限定されます。
但し、サイバーナビの商品ラインナップは、ネットワークスティック同梱タイプと、非同梱タイプがありますので、非同梱タイプを選択し、自前で別途、回線契約をしてWi-Fiルーターを準備する方法も可能ではあります。
(3)スマホのテザリング
スマホのテザリングとは、お手持ちのスマホをWi-Fiスポット化して、その他の通信機器と接続する方法です。これにより車内のWi-Fi化を実現できます。
docomo、au、SoftBank、楽天モバイル携帯をご利用の方で、パケホーダイ契約ならば、
実質 データ使用量無制限
と言えなくもないですが、ここには落とし穴があり、テザリングによるデータ通信量に制限
が設けられている場合もあります。
※ au 使い放題MAX+5G ALL STARパックで100GBまで
※ SoftBank メリハリ無制限 30GBまで
ただ、docomo、楽天モバイルについては、
テザリングのよるデータ通信量に制限なし
テザリングにようる別途料金の発生なし
という経営戦略となっています。
※ docomo eximo最大利用で7,315円(税込み)
(4)モバイルWi-Fiの導入
モバイルWi-Fiの導入とは、いわゆる
① 自前でモバイルルーターを準備して
② 同ルーターで運用する回線を別途契約する
方法で、手間はかかりますが、一番柔軟に対応できる方法であるとも言えます。
因みに僕は現在、このモバイルWi-Fi方式で、
モバイルルーターは富士ソフトさんのFS030W
回線は楽天モバイル最強プラン
で絶賛運用中です。
5 前項で紹介した各Wi-Fi化方策のメリット・デメリット
(1)車載専用Wi-Fiルーターの導入のメリット・デメリット
ここでは純粋な意味での車載専用Wi-Fiルーター、カロッツェリアのDCT-WR200Dのメリット、デメリットを解説します。KEIYO製、カシムラ製の車載専用Wi-Fiルーターは、言ってみれば
バッテリーレスのモバイルルーター
という位置付けになりますので、モバイルルーターの項のメリット、デメリットを参考にして下さい。
それでは、カロッツェリアのDCT-WR200Dのメリット、デメリットを解説します。
ア メリット
- 購入後直ぐに利用可能。別途回線契約の必要なし。
- 利用期間を選んで契約する方法で、365日契約ならば月額1,100円でdocomo4G回線が速度制無し、データ通信量無制限で利用可能
- 月額料金不要
- 1日、30日、365日と期間を選択して契約可能
イ デメリット
この商品のデメリットはただ一つ、車載専用Wi-Fiルーターの名前のとおり、
移動中の車内ならば際限なく通信可能
ですが、停止中は基本的に通信不可です。但し救済措置として
エンジンスタート後2時間
停止後2時間
は通信可能ですが、これを越えると再び動き始めるまで通信不可となる点です。
前モデルのDCT-WR100Dは、エンジンスタート後30分、停止後1時間が通信可能という仕様でしたので、かなりユーザーの要望が反映された形にはなりましたが、今流行りの車中泊のお供には残念ながらなり得ません。
※ 前モデルDCT-WR100Dも現在はエンジンスタート後2時間、停止後2時間の仕様に自動アップデートされています。前モデルご利用の方も安心ですね。
その他、内部にセットされているUIM(携帯のSIMに相当するもの)には「通電月を含めた24カ月後の月末まで」という利用期限があります。契約更新による延長は不可で、新たにUIMカードを準備する必要がある点もデメリットになるでしょう。2年ごとに5,500円(税込み)の費用が掛かる訳ですからね。
(2)サイバーナビによる車内のWi-Fi化のメリット・デメリット
車のセンターコンソール部分にサイバーナビ(ネットワークスティック同梱モデル)にすれば、自動的に車内にWi-Fiスポットが形成され、車内のWi-Fi化が実現できますが、そのメリット、デメリットは次のとおりとなります。
サイバーナビによる車内のWi-Fi化は、結局のところ、
カロッツェリア車載専用Wi-Fiルーター DCT-WR200D
と同等品の
ネットワークスティック
によるものですので、メリット、デメリットは前項と概ね同じですが、付け加えると下記のとおりです。
ア メリット
- 最初から1年間の利用権利付き(予め購入代金に乗っているとも言えなくもないですが)
- デバイス(サイバーナビ)とルーター(ネットワークスティック)が同一メーカー製となり、相性はバッチリ。接続不良は少ないはずです。無線機器は結構相性問題がありますからね・・・。
イ デメリット
- 移動しながらなら際限なく通信可能ですが、停止中はエンジン始動後2時間、停止後2時間を経過すると通信不可の仕様となっている。
- ネットワークスティックのUIMにも利用期間の設定がされており、それは通電月を含む36カ月後の月末までとなります。つまり3年経過後は新なUIMカードを購入する必要があり、新規のUIMカードの有効期限も3年で、UIMカードの料金は13,200円(税込み)ナリとなっています・・・。
※ 利用権とUIMの利用期間は別モノです。詳しくは、
で解説しています。
また、サイバーナビ本体及びネットワークスティック同梱モデルは、それなりのお値段となっています。安いモデルでも15万位はしますからね。車内のWi-Fi化を主たる目的として、それを達成する方法としてはコスパが悪る過ぎると言わざる得ません。
(4)スマホのテザリング利用のメリット、デメリット
ア メリット
- 新たな回線契約の必要がないので、月額料金の負担が増えない
- 充電コード等、持ち物が増えない
- docomo、楽天モバイル回線ならば、テザリングによるデータ通信量に制限なく利用可能
イ デメリット
- パケホーダイ契約であったとしても、au、SoftBankはテザリングのデータ使用量に制限がある
- データ無制限プランは、以下のとおり
docomo | eximo最大利用 | 7,315円(税込み) |
au | 使い放題MAX+5G | 7,458円(税込み) |
SoftBank | メリハリ無制限+ | 7,425円(税込み) |
楽天モバイル | 最強プラン | 3,278円(税込み) |
楽天以外は割高感が否めません。というか、楽天の料金がバグってます。
(4)モバイルルーター運用のメリット、デメリット
ア メリット
- 活躍の場は車内に限らず、出先のネット環境の無いカフェや宿泊先でもネットが利用できる。
- どんなモバイルルーターでもおおよそ10台程度は同時接続可能な為、ミニバンでお出掛けの際も家族全員各々がネット接続可能でしょう!
- ・カロッツェリアの車載専用ルーターと違い、停止中でも際限なく利用可能。車中泊やキャンプのシーンでもOK(別途バッテリーは必要ですが)。
- 自身のスマホもWi-Fi接続しておけば、スマホ回線の通信費の節約になります。つまり、携帯の料金プランは最安設定で大丈夫です。
- 自宅のネット環境も、モバイルルーターで賄えばより経済的になります。
イ デメリット
- バッテリー内蔵タイプのモバイルルーターは、夏場の高温の車内では爆発、発火のおそれがある
- 上記の理由から車から離れる都度、充電ケーブルを外して持ち出す必要がある
※ 極寒の車内に放置するのもバッテリー劣化につながり、持ち出す必要があります。
- モバイルルーター用の回線を別途契約する必要があり、全く利用しない月でも月額基本料金が発生する可能性が高い
※ 自身の携帯の料金プランを見直しを強くおすすめしています。
以上、Wi-Fi化の「4つの方策」についてメリット、デメリットを解説してきましたが、アレコレ試してきて、やっぱり僕がお薦めする方策は、
モバイルWi-Fiの導入
です。
以下の項では、世の中に数多く存在するモバイルWi-Fiにカテゴリーされる回線について解説いたします。
6 モバイルWi-Fiの種類とメリット・デメリットを解説
改めて「モバイルWi-Fiの導入による車内のWi-Fi化」を噛み砕いて説明すると、
- モバイルルーターを準備して
- 新たに回線契約をして運用する
ということになります。
モバイルルーターに関して言えば、Amazon、楽天市場で検索いただけば数多くの商品が出てきますが、どのルーターも単体ですと2万~3万円くらいの値がします。
※ 1万円代のモバイルルーターは予めSIMカードがセットされていたり、eSIMで通信するモデルで、その都度ギガを購入するチャージタイプが多いのでご注意を!
そこへもってきて、現在携帯業界へ激安料金で殴り込み?!(参入)した楽天モバイルは、楽天モバイル最強プランを契約すると
たったの1円でモバイルルーターが購入可能です。 どうかご参考に!
それでは、世間に数あるモバイルWi-Fi用の回線について解説していきます。
(1)docomo、au、 SoftBank回線をモバイルルーターで運用
自前で準備したモバイルルーターに、docomo、au、SoftBankで新に回線契約したSIMを差し込んで運用する方法です。
※ 楽天モバイルについては、これら三社とは別次元の料金体系となっていますので別項にて後述します。
ア メリット
- これならテザリングとはならず、au、SoftBank回線にあった、100GB/月、30GB/月の利用制限は関係ありません。
- 通話をメイン用途に考えられている回線ですので、圏外になりにくい
- 高速道路の長いトンネル内も、トンネル内専用のアンテナが敷設されており、車内で動画、音楽の再生が止まることはほとんどありません。
- 高速回線の5G対応エリアも拡大中で、高画質再生も可能
イ デメリット
- 新たな回線契約が必要ということは、使っても使わなくても基本料金が発生
- 無制限プランは下記の表のとおり、割高感あり
docomo | eximo最大利用 | 7,315円(税込み) |
au | 使い放題MAX+5G | 7,458円(税込み) |
SoftBank | メリハリ無制限+ | 7,425円(税込み) |
- 高額である為、回線エリア、回線速度は申し分ないが、車内の比較的小さな画面での動画再生ならば、高画質再生は必要なし。よって高速回線である必要もないことから、車内をWi-Fi化する回線としては「オーバースペック」と言えなくもない。
(2)WiMAX回線
WiMAXはKDDIが運営するデータ通信専用回線で通話はできませんが、(Line通話は可能)WiMAX+5Gという名称になった今、WiMAX専用の5G回線とKDDI傘下のau回線の一部を掴んで通信する仕様となっており、車のWi-Fi化回線とし十分利用出来る回線となっています。
僕は、2022年2月から2023年5月の間、WiMAX回線を利用しており、その経験に基づきメリット、デメリットを述べていきます。
ア メリット
- 使用用途をテータ通信専用回線と割り切後ることにより、月額料金は前記の大手携帯3社に比べ割安
- 回線自体の所有者はKDDIですが、代理店が多数存在しており、その代理店が端末代金無料やキャッシュバック、Amazon商品券交付のサービス合戦が繰り広げられている。
- 3日間で15GBという利用制限が撤廃され実質データ無制限化した。
- プラスエリアモードを使えば、auのプラチナバンドを掴むことが出来る。但し月の通信量は30GBまで。
- 回線速度は、携帯電話の4G以上5G未満という印象(個人の感想です)で、車内のWi-Fi回線としては十分(過ぎるくらい)です。
イ デメリット
- データ通信専用回線という性格上、山間部やトンネル内では圏外となる場合がある。
- 東海北陸道の飛騨高山以北はトンネルの内、外問わず圏外状態であった(2022年調査)
- 代理店によっては契約初月、初年度は料金が安いが、以降料金が値上げされる料金体系の場合もあり、長期間の契約には向いていない
- 上記の理由により料金プランが複雑化している場合もある。
- 選べるルーターの種類が少ない(けど、無料の場合もあるよ!)
(3)チャージ式Wi-Fi
利用予定の通信量をその都度購入し利用するタイプのモバイルルーターです。店頭でも購入することが出来、契約不要ですぐに使い始めることができます。昔あったプリペイド携帯のモバイルルーター版と言えます。若い人にはピンとこないかな・・・。
ア メリット
- 店頭で購入可能ですでにSIMカード装填済若しくはクラウドSIM方式ですから面倒な回線契約の必要なしで即利用可能です。
※ 但し、通信量を購入の際はクレジットカードを利用する必要あり
- クラウドSIM方式なら、docomo、au、SoftBank回線の状態の良い回線を自動選択して通信でき、エリアの穴は非常に少ない
- レンタルではなく買い切り商品ですので、返却の必要なし。破損、紛失時の弁済義務もなし。
- 買い切り商品ですので、違約金等の概念もありません。
- 回線契約をする訳ではないので、基本料金の概念もナシ
イ デメリット
- 現状、どのブランドも「無制限」プランはありませんので、必要に応じギガを買い増し続ける必要がありコスパに優れているとは言えません。
- 買い切り商品であることから、メーカーサポートが手厚くない(若しくは無い)
- 使えば使う程、ギガを買い増しする必要があり、コスパが悪くなります。
(4)楽天モバイル最強プランをモバイルルーターで運用
『スマホ料金をチェックするだけで100ポイントプレゼント』キャンペーン
楽天モバイル最強プランが運用開始となった2023年6月以降、毎月約200GB以上使い倒している実体験に基づいてお話します。
ア メリット
(ア)単純明快な料金体系
楽天モバイルの料金プランは、「最強プラン」一種類のみで、月のデータ使用量に併せて段階的に料金が上がっていきますが、最大料金でも
3,278円(税込み)
です。すなわち3,278円のデータ無制限プランといえます。この料金は先行三社(docomo、au、SoftBank)に比べ際立った安さとなっています。
(イ)カバーエリアの拡大
最強プランとなり、パートナー回線(au回線)の力を借りて人口カバー率99.9パーセントを達成!
(ウ)実質データ無制限化
2023年6月以前もパートナー回線による通信は可能でしたが、パートナー回線での高速通信は月に5GBまでに制限されていました。しかし、最強プランとなりこの
月に5GBまでの制限が撤廃!
正真正銘、高速データ無制限回線となりました。
(エ)プラチナバンドの獲得
2024年12月、総務省より楽天モバイルにプラチナバンドを割り当てることが発表され、翌年(2025)2月にはプラチナバンドの試験電波の発信が始まり、今後も繋がり易さは向上していくと予想されます。
イ デメリット
- 携帯業界の先行三社(docomo、au、SoftBank)に比べ、回線エリアが充実していない
- 現在(2025/2)パートナー回線(au回線)に乗り入れることにより、エリアの人口カバー率99.9パーセントを達成しているが、車で利用する場合頻繁に楽天自社回線とパートナー回線の切り替えが行われるが、スムーズに行われない場合もある。
- 2024年12月、総務省よりプラチナバンドを獲得するも未だ整備が追い付いていない
こうして、デメリットとして記載したとおり、楽天モバイルが他の回線(docomo、au、SoftBank)に比べ回線品質が劣っていることは紛れもない事実です。しかし解説してきたとおり、これらは
車内のWi-Fi回線として利用する分には、大した不利益とはならず
逆にその分、料金が激安設定になっていることを鑑みれば、十分お釣りがくるメリット化しています。
車内のWi-Fi化には、やっぱり楽天モバイルがおすすめなんです。詳細は
をお読み下さい。
7 僕の車内のWi-Fi環境遍歴
2022年12月に当ブログ「車内空間快適化計画」を立ち上げ、色々と車内のWi-Fi環境を思考錯誤してきた経過を表にしてみました。
離婚も転職も経験しちゃいました・・・。
8 本日のまとめ
今回の記事内容は車内のWi-Fi化方策を網羅的にフラットな思考(特定の回線を推すことなく)で作成しました。しかしながら内容を吟味し、それぞれのWi-Fi方策の一長一短、数あるモバイル回線のメリット、デメリットを書き出せば書き出す程、楽天モバイルの優位性が際立つ結果となってしまいました。
僕は楽天モバイルの社員でも、回し者でもありません。純粋に、「いち楽天モバイル最強プランユーザー」に過ぎません。こんな僕ですが、一人でも多くのクルマ好きの方々に
車内をWi-Fi化することの素晴らしさ
楽天モバイルの優秀さ
が広まればな~という思いで当ブログを運営しております。これからも車内の快適化に関する記事を掲載していきますので、時々訪れていただけると僕が大変喜びます。最後までご覧いただき本当に有難うございました。
おしまい
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