高速道路のトンネル内でWiMAXは繋がるの?電波は届くの?届かないの? 新名神で検証した結果を報告します。

Wi-Fi導入

高槻JCT以西の新名神高速道路のWiMAXの電波状況について確認しましたので報告します。

 

 

 なさまお疲れさまです。現役トラックドライバーとして日々運行しながら、車内の快適化についてご案内しているtake(テイク)と申します。

 2022/4よりカシモWiMAXさんにお世話になり、快適に車内のWi-Fiライフを楽しんでいるところですが、移動しながらの使用にも強くなった

WiMAX+5G

ではありますが、普段使いを続ける中、将棋大好き人間である私、take(テイク)は、WiMAXが

ライブ配信動画をラジオ代わりにタレ流し再生するのには苦戦

することが分かってしまいました。

 4G(第四世代通信技術)から5G(第五世代通信技術)へと移り変わって行く過渡期の中で、日々電波環境は整いつつあることは確かですが、

高速道路に設けられたトンネル内

は依然として整備が進んでいない状況にあります。

 

 本日は、高槻JCT以西の新名神高速道路を運行する機会がありましたので、同高速道路のトンネル内のWiMAXの電波状態について検証した結果を報告します。

 

検証日時

2022年6月22日 午後6時から午後6時30分頃 当時の天候は「晴れ」

検証区間

神戸JCT(スタート地点)~

新名神高速道路(上り)

~高槻JCT(ゴール地点)

地図引用先:中日本ハイウェイ交通情報ホームページ

検証方法

 現在運用中のモバイルルーターGalaxy 5G Mobileをメーター部分に設置し電波の受信状況を目視により確認しました。

 Galaxy 5G Mobileは給電した状態で、通信モードは「スタンダードモード」電力モードは「最適化モード」により検証しました。

 なので、出来る限り通信速度の出る5Gを掴みにいきますが、プラチナバンドの力は借りない状態です。

 

検証結果

下記の表のとおり。

「〇」 電波強度も落ちることなく通信可能だった場合

「△」 電波強度は落ちるものの「圏外」とならなかった場合

「×」 トンネル内を走行中、一瞬でも「圏外」となった場合

※ トンネル内専用のアンテナが敷設されていなかったとしても、トンネルの出入り口から概ね250メール程は回折して電波が入り込むようです。

 

 

検証を終えての感想

 本日検証した高速道路の開通日時は、2017年(全線開通は2018)ということで、新しめの道路ということもあり、道路自体もSA等の休憩施設も大変綺麗な状態です。当然トンネルも綺麗で明るく走行し易いのですが、WiMAXの電波環境は上記のとおり、

残念な結果

となってしまいました。

 

 これは、WiMAXが、高速道路を移動しながら利用するという消費者(ユーザー)の行動を想定していないと考えざる得ません。

 やはりWiMAXの使用用途は

データ通信

で、WiMAXの電波を利用してのLINEアプリ等による音声通話という用途は想定外ということなんでしょう。

 音声通話がそのメインの使用用途となる

docomo   au   SoftBank   楽天モバイル

の携帯キャリアの電波がトンネル内に届かず、その都度、通話が途切れてしまうようでは使い物になりませんが、使用用途がデータ通信という位置付けのWiMAXは、

トンネル内(しかも高速道路の)に留まって、データ通信を続ける人

を予定していないので、トンネル内の電波環境の整備は後回しになっているのだと想像できます。

 

本日のまとめ

 2017年という割と最近開通した、新名神高速道路の高槻JCT~神戸JCT間の各トンネルでしたが、WiMAX+5Gのスタンダードモードの電波が届くように、トンネル内に専用のアンテナが敷設されている状況は確認できませんでした(残念)。

 

 しかし、同じ高速道路の新東名高速道路には1キロを超えるトンネルでも、トンネル内に専用のアンテナが敷設され、電波状態が良好な(むしろ外よりも良い)トンネルが幾つもあります。ですので今後は新東名高速道路のトンネルのように、トンネル内の電波環境が整備されていくことを期待したいと思います。

用途別の移動中の車内でのWiMAXの使い心地については、「気になる走行中の車内でのWiMAXの使い心地。毎日が車中拍のトラックドライバーがお伝えします」をご覧いただければ幸いです。

 

 今後も定期的に高速道路のWiMAXの電波状況を確認し、ご報告していきますので、当ブログを宜しくお願い致します。

愛読感謝

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