はじめに
ディズニー映画には子供は勿論、大人も夢中にさせちゃう魅力がありますよね。今回はディズニー映画が見放題の動画配信サービス「ディズニープラス」を車の中で楽しむ方法を解説します。渋滞でご機嫌ナナメとなったお子様対策の側面もあり、今ご覧になる方の中には、新米ママさんもいらっしゃるでしょうから、
導入が簡単な方法をおすすめ
し
兎に角、分かり易くをモットー
に解説を進めます。
先ずは、車の中で何を使って観るか(カーナビ、ディスプレイオーディオで観るかタブレットで観るか問題)を解決し、その後に、こうしたネット配信動画の視聴に欠かせない車内のWi-Fi化方策について解説していきます。
※ ディズニープラスに限れば、必ずしも車内のWi-Fi化は必要ないんですけどね。この点は後程詳しく説明します。
1 視聴モニターはどれにする?
車の中で動画を視聴するには、
カーナビ等の画面に映しだす方法
と
タブレットを車内に持ち込み、フォルダーで固定して利用する方法
の2パターンに分けられます。
※ お子様と感動ポイントを共有する為に、お子様に自分のスマホを持たせて・・・。なんて方法は今回は論外としています。
一緒に作品鑑賞し、感動を分かち合って、感想を語り合うのは大切なことですからね。お子様とのスキンシップ、忘れないようにしたいですね。
それぞれの特徴(メリット・デメリット)
カーナビ等の画面利用
車に備わっているカーナビやディスプレイオーディオ、バックモニターに映す方法です。その手段は、
- お手持ちのスマホをミラーリングさせる
- Amazon Fire TV stick を利用する
- 「Apple Car Play」「Android Auto」でカーナビに接続する
がありますが、それぞれの接続方法は後述することとして、カーナビの画面で作品を視聴するメリット・デメリットは次のとおりです。
タブレット利用
車内に持ち込んだiPad等のタブレットをホルダーを用いて車のダッシュボードに固定する方法です。
※ 新たにタブレットを準備する必要がありますが、動画視聴用、ウエブ閲覧用と割り切れば、高価で高性能なモノでなくても大丈夫です。
当サイトのおススメ方法は?
当ブログ管理人のtake(テイク)のおすすめは、
タブレットによる視聴
です。
下は、愛車のFIAT500の車内の様子です。
カーナビはカロッツェリア
で、タブレットはiPadmini第2世代になります。
この様にダブル画面にしていますが、普段はiPad miniは取り付けておらず、カーナビにfire TV stickを接続して利用しています。しかし
新米ママさん
には、タブレットによる視聴をおすすめしています。
推奨理由
運転が得意でない女性の方は、実際に道案内を行わない時でもナビ画面は表示させておいた方がいいでしょう。うっかり知らない道に迷いこんだとしても地図を表示させておけば元のルートに戻る際に安心感があります。
知らない道に迷い込んでしまい、そうした焦った状態で、
再生をストップさせて
地図を表示させて
の操作は非常に危険ですからね。
それに、タブレットでの視聴なら操作は普段のスマホと大差ありません。また、大抵のカーナビはBluetoothでタブレットとペアリングすることにより、車のスピーカーから音を鳴らせますので、音響の問題も解決です。
普段使いで車に乗る度にスマホをミラーリングしたり、スマホを連携させての「Apple Car Play」「Android Auto」は手間が掛かりますし、電話の着信やLineの通知でその都度、再生を中断する必要がでてきます。そうしたら、お子さんのご機嫌も再び・・・・。ってこともありますよね。
なので、やはり自分のスマホは、
咄嗟の調べモノや旦那様からのLine確認用
として
フリー状態
にしておくのがベストと考えます。
それに、準備するタブレットは決して高額で高性能である必要はありません。AmazonのFireシリーズなら1万円以下で購入できるものもありますし、iPadなら現行機種の一番最安モデルで十分です。
先程の写真のとおり、今から8年前、2014年に発売されたiPad mini2でも動画再生なら問題無いですから(さすがに、動作は少々もたつきますが、不自由なく視聴できます)。
繰り返しになりますが、車好き、ドライブ好きの男性ならば、はっきり言ってナビは、初めて赴く場所へ車を走らせる時以外は必要ありません。なので、僕は普段使いは、Fire TV stickを利用しナビ画面で動画やミュージックビデオを流しています。
そして、遠出する際、特に高速道路を利用する際は、ナビはナビとして利用し、車に固定したiPad mini2で動画、音楽を楽しむという感じで使い分けています。
【注目】現在(2024/4)動画視聴に特化したとも言える大人気のタブレットが登場しています。是非コチラもご覧下さい!
2 カーナビ、ディスプレイオーディオ画面にディズニープラスを映す方法
以上の様に、車内に固定したタブレットでの視聴を推奨してきましたが、車のダッシュボードに取り付けるスペースが無い。前に見え難(にく)くなるからどうしてもカーナビやディスプレイオーディオの画面で再生したいという方に向けて、ここからは、これらへの接続方法を解説していきます。
カーナビ等の画面にディズニープラスを映す方法は、大きく分けると、
① スマホの画面をコピーして映す「ミラーリング」という方法
② アマゾンのFire TV stick を接続する方法
③ 「Apple Car Play」「Android Auto」を利用する方法
があります。
※ 全ての場合において、ストリーミング再生するには携帯電話の通信機能か車内をWi-Fi化しておく必要があります。
※ また、カーナビ、ディスプレイオーディオとスマホの連携についてBluetoothによる接続が頭に浮かぶ方も居らしゃると思いますが、現在Blietooth接続で連携できるのは音楽、通話の音データであり、映像データは通信容量が多く不可となっています。
ミラーリングの方法
ミラーリングとはお手持ちのスマホの画面をカーナビの画面に映しだす機能を言います。有線方式と無線方式がありますが、無線方式は取り付けコスト面、使い勝手面(遅延発生のおそれ)からおススメしかねます。
今回は有線によるミラーリングの方法を解説します。
最初にお手持ちのカーナビにHDMI入力端子の有無を確認して下さい。現在のカーナビにはHDMI入力端子が備わりつつあります。
車の足元からこれらの端子が伸びてきているはずです。また、自動車メーカー純正のディスプレイオーディオ取付車は、ダッシュボードのいずれかに、
HDMIの差し込み口にあるはずです。
もし備わっていないならば、昔ながらの赤、白、黄色のアナログ入力端子となります。
RCA端子の場合は、HDMI RCA 変換アダプター
を別途用意し利用することで、実質HDMI端子有りと同じ状態になります。
HDMI端子の場合
現在のカーナビ、ディスプレイオーディオにはHDMI入力端子が備わりつつありますが、HDMIは映像と音声の両方を一つのケーブルで転送可能な規格です。
HDMI端子といっても、様々な種類がありますが、カーナビやディスプレイオーディオから伸びてきているのは、
HDMIタイプA コネクタ
と思いますが、このHDMIタイプAコネクタでも、
オスの場合
と
メスの場合
があります。
iPhoneならば、オス。アンドロイドスマホの場合はメスの場合の方がそのまま接続可能ですが、いづれも場合も、
オスオスアダプター
メスメスアダプター
を準備すればOKですので問題はありません。
先ずは、伸びてきているケーブルを確認して下さい。
アンドロイドスマホでのミラーリング、Fire TV stickの接続を検討されている方は「メス」にするとスムーズです。
ア 接続方法
お手持ちのスマホとカーナビを接続することになりますが、お使いのスマホにより準備
するケーブルが異なります。
A iPhone
準備するケーブルは、
Apple Lightning Digital AVアダプター
になります。
B Android
お手持ちのAndroidスマホが映像を出力できる機能を備えているかの確認が必要となります。現行機種ならば問題無いです。
a 端子がマイクロUSBコネクタ場合
MHL「Mobile High-Definition Link」機能を有している必要があります。
※ MHLとは、マイクロUSBコネクタから映像・音声信号を外部出力する規格です。
必要なケーブルは、
MHLケーブルと言われる、マイクロUSB → HDMI
になります。
b 端子がUSBtype-Cコネクタの場合、
DP ALT 「Display Port over alternate mode」機能を有している必要があります。
※ DP ALTとはUSBtpye-Cコネクタから映像・音声信号を外部出力する規格です。
必要なケーブルは、
USBtpye-C to HDMI変換ケーブル
になります。
アナログ入力(HDMI端子無し)
カーナビにHDMi端子が無く、赤、白、黄色のRCA入力端子が備わっている場合は、
HDMI RCA 変換アダプター
が必要になります。
HDMI RCA 変換アダプターを間に挟めは、実質HDMI端子有りと同じ状態になりますが、映像劣化が生じますし、変換アダプター自体にも電源を供給する必要がありますので注意して下さい。
fire TV stickの利用
アマゾンから発売されている端末の一つで、本来は家庭のテレビに差し込んで、そのテレビでアマゾンコンテンツ(Amazon Prime VideoやAmazon Prime Music)を楽しむデバイスをカーナビの画面で利用するという発想です。
但し、fire TV stickはWi-Fi環境下でないと機能しませんので、車内にモバイルルーターを準備して車内のWi-Fi化が必須となります。
カーナビ、ディスプレイオーディオから伸びてきているHDMI端子にfire TV stickを差し込みます。fire TV stickへの電源供給は、USBメモリーに記憶した音楽、動画再生用のUSB端子もカーナビから伸びてきているはずですので、このUSB端子を利用すればOKです。
カーナビ、ディスプレイオーディオとFire TV stickの相性の良さについては、
をお読みいただければと思います。
「Apple Car Play」「Android Auto」の利用
前提として車に搭載されているカーナビ等が「Apple Cae Play」「Android Auto」に対応している必要があります。対応しているならば、有線若しくはBluetooth接続となりますが、Bluetooth接続では映像はデータ量が多く通信は不可です。有線接続の場合は動画視聴も可能ですが、安全面を考慮して、走行中の機能制限により動画コンテンツの視聴が制限されます。
「Apple Car Play」「Android Auto」の最大のメリットは、お手持ちの携帯電話のマップ機能、通話機能等がカーナビ等の画面にて(携帯に手を触れることなく)直接操作できるとう点にあります。
有線接続する為に必要なケーブルは、先に説明したHDMI端子と異なり、USB接続になります。ですので、
iPheneの場合
Lightning ⇒ USB
アンドロイドスマホで給電口がマイクロUSBの場合
マイクロUSB ⇒ USB
アンドロイドスマホで給電口がUSB type-Cの場合
USB type-C ⇒ USB
を準備する必要があります。
しかし、これらの連携機能による動画視聴は基本的には不可であることを覚えておいて下さい。
ディズニープラスを楽しむ通信環境編
ディズニープラスとは
動画配信サービスの一つ、ディズニープラスは、ディズニー作品の他、トイ・ストーリー、ファインディング・ニモを代表作とするピクサースタジオ、SFアクション作品がズラリと並んだマーベルスタジオ、スターウォーズ本編は勿論、後日談や適役キャラクターを主人公に据えたオリジナルのスピンオフ作品を制作するルーカススタジオ等の先品群が月々990円(税込み)で観放題となります。
動画を楽しむ方法は2通り
ダウンロードした作品を再生
ディズニープラスの作品群は、予めタブレットやスマホに作品をダウンロードしておき、Wi-Fiの無い環境でも作品を楽しむことができます。
但し、映像データは膨大で、タブレットやスマホの記憶領域を圧迫します。
しかし、ディズニープラスは他の動画配信サービスに比べ、ダウンロードの仕様が優秀なんです。アマゾンfireタブレットとの組み合わせで、子育てママさんのお助けグッズになりますので、下の記事も是非!
車内をWi-Fi化し、ストリーミングによる動画再生
ディズニープラスで視聴できる作品は
約16,000本
に登り、これらの作品を観たいその瞬間に視聴するとなると、スマホの通信機能を使ったストリーミング再生になります。この方法なら、タブレットやスマホの記憶容量を気にする必要はありませんが、代わりにスマホ月々のデータ通信量を気にする必要が出てきます。
※ Fire stick TV利用の場合は、車内のWi-Fi化若しくは携帯電話のテザリング機能により接続が必要です。
車内のWi-Fi化方策
車内をWi-Fi化する方法は大きく分けると、
①データ無制限契約した携帯電話のテザリング
②車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D
③楽天モバイルの利用
④WiMAXを利用
があります。
順番にメリット:デメリットを説明していきますが、どの方法が良いかは皆さんの環境や利用頻度、利用時間によって変わってきますので検討の際の参考にして下さい。
また、動画コンテンツをストリーミング再生は大量のデータ量を消費しますので、データ通信無制限は外せない条件となります。
ただ、ご自宅に光回線等のネット環境があるのならば、車内をWi-Fi化せずとも、スマホやタブレットに作品をダウンロードする方法が良いかと思います。
こういった観点からも、車内でのディズニープラスの視聴は、車内に固定したタブレットにようる方法が適していると考えます。
他の動画配信サービスとは一線を画すディズニープラスのダウンロードサービスについて解説します。
それでは、順番に説明していきます。
① データ無制限契約した携帯電話によるテザリング
ア NTTdocomo
NTTdocomoには、「5Gギガホ」というデータ無制限プランがあります。
イ Soft Bank
Soft Bankには、「メリハリ無制限」というデータ無制限プランがあります。
※ 但し、携帯電話をカーナビに接続しミラーリングする場合にこの限りにありません。
ウ au
auには同じKDDIグループ会社の一つ、UQコミュニケーションズがWiMAXを展開していますので、WiMAXの項で説明します。
エ 楽天モバイル
楽天モバイルは、データ無制限3,278円と際立ってコスパは優れていますが、その分デメリットも存在しますので、「楽天モバイル」の項で後述します。
② 車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D
車内をWi-Fi化することに特化した商品、車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100Dのメリット、デメリットを解説します。
商品説明
車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100Dとは、カロッツェリアから発売されている車載用Wi-Fiルーターで回線は安定、充実のdocomo回線を利用し、給電はシガーライターに差し込むだけです。
(画像引用先:パイオニア カロッツェリアDCT-WR100D)
結論
DCT-WR100Dは運転手及び助手席の方みんなで楽しむ端末です。月々の料金は魅力的ですし(長く使えば本体代金を考慮してもコスパは高くなります2年間利用で本体代27,500円+2年間13,200×2を24で割ると月々2,245円となります)、この値段でドコモ回線のデータ無制限は魅力的と言えますが、僕のようなトラックドライバーは、長時間待機があり、その間利用不可となるこのDCT-WR100Dは候補とならないでしょう。
③ 楽天モバイルの利用
携帯電話会社の中では抜群のコストパフォーマンス誇る楽天モバイルのポケットWi-Fi型プランの概要は、
テータ容量 | 楽天回線エリア | 無制限 |
パートナー回線 | ||
月額料金 | ~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 | |
20GB以上 | 3,278円(税込み) | |
通信速度 | 下り最大150Mbps |
となります。
但し、この点については、画質調整により解決可能となります。
④ WiMAXの利用
WiMAXとはKDDIグループ企業の一つUQコミュニケーションズが運営する通信規格の通信用途はデータ通信が主ですが、携帯電話に用いられている電波と大差はありません。
WiMAXは、通称「無印WiMAX」→「WiMAX2+」→「WiMAX+5G」と名前を変えて発展してきましたが、現在の「WiMAX+5G」に至り、WiMAXの2.5GHz電波に加え、標準で同じKDDIグループのau回線(1.7GHz 2GHz 3.7GHz 4.5GHz)を利用できる様になり、カバーエリアが広がりました。
特徴としては、
しかし、このデメリットは、再生するデバイスのバッファリング機能によりほぼ解決することができます。
WiMAXの回線業者選びに迷ったら、「WiMAXはどこがいい?毎日、車で運用しているトラックドライバーがおススメします。」を一読下さい。
WiMAXのモバイルルーター選びに迷ったら、「WiMAXのモバイルルーター、Galaxy 5g Mobile? Speed Wi-Fi 5G X11?その選択は?」をお読み下さい。
WiMAXのモバイルルーターは上記の2機種から選ぶことになるですが、性能差以上に実際の使い心地には雲泥の差がある様なので後悔のない判断をする為にも一度目を通されることをおすすめします。
長々解説いたしましたが、最後までご覧頂き有難うございました。
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