果たしてWiMAXのエリアなの?山間部を通る東海北陸道の各トンネルを検証してみました。

Wi-Fi導入

WiMAXの電波状況について実際に東海北陸道を走行し確認した結果を報告します。

 

 

 全国のトラックドライバーのみなさんこんにちは!車内でダラダラ生活大好き人間のtake(テイク)と申します。

 2022年4月にカシモWiMAXを契約し、車内にモバイルルーターを置き、運行中も休憩中の快適なネットライフを送っております。

 

 ですが、高速道路を走行中に車内で将棋のライブ中継をラジオ代わりにタレ流していると、放送がちょくちょく停止することが気になり出し、一度気になりだすと、WiMAXの電波環境が気になって気になって仕方なく、以来、モバイルルーターを車両のメーターに立てかけ、画面を常時点灯させ、電波状況を常に監視する

WiMAXの電波警察としての活動

を続けてきました。

 本日は、岐阜県から北上し富山県へと突き抜ける

東海北陸道下り(富山方面)

を実際に自家用車で走行し確認しましたので、そのご報告です。その結果は非常に厳しいものとなりました。

 

1 東海北陸道の概要

名神高速道路 一宮JCT~北陸自動車道 小矢部砺波JCT

 

愛知県一宮市から岐阜県を縦断して富山県砺波市に至る184.8キロの高速自動車道路で、山間部を通り多くのトンネルが存在します。

 

2 検証結果

下記の一覧表のとおり。

「〇」=電波状態良好

「△」=確認に使用したGalaxy 5G Mobile のアンテナ強度が1本まで下がるのを確認した場合

「×」=トンネル内で一瞬でも圏外表示となった場合

 

3 検証方法

モバイルルーターの状態

 今回Galaxy 5G mobile の通信モードはスタンダードとし、プラチナバンドは掴まない状態としました。

プラチナバンドを掴むプラスエリアモードでの通信量は月15BGまでで、それ以降は、プラスアリアモードでの通信速度は128Kbpsに制限されてしまいます。128Kbpsという速度はほぼ使い物にならない速度ですし、データ容量無制限が基本のトラックドライバーの使い方には相反しますので、スタンダードモードにて検証しました。

 

接続デバイス&デバイスの運用状態

iPad(2017)でアマゾンのPrimeミュージックを流し続け、その演奏状態を確認しました。

検証年月日

2022年7月某日

検証区間

岐阜各務原IC~小矢部砺波JCT

東海北陸道の愛知県区間はトンネルがありませんので、各務原インターから流入し北上しました。

画像引用先:NEXCO中日本 ハイウェイ交通情報

 

 

 

4 検証を終えての総括

 岐阜県に住む者として、閑散とした山間部を通り、尚且つトンネルの多い東海北陸道でのWiMAXの電波の受信状態は非常に気になっていましたが、仕事で運行する予定が無く、今回ドライブを兼ねて走ってみました。

 各務原インターから流入し最初の権現山トンネルは1,430メートルにも関わらず

電波状況は良好

で、おそらくトンネル内に専用のアンテナが敷設されており、上々のスタートを切りました。

 しかし、北へ向かえば向かう程、人里離れた山間部へと突入して行きますから、

きっと厳しい結果になる

と予想は出来ていました。岐阜県人ですから高山以北ののどかさ(田舎具合)は十分に承知しておりましたので・・・。

 

 結論を申し上げると、事前の予想は的中し、権現山トンネル以降、残念ながらトンネル内専用のアンテナが整備されている状況は確認できず、トンネルに侵入すると必ず電波は弱まり、長い(概ね500メートル以上)トンネル内ではもれなく圏外という状態でした。

 トンネル内の電波状況は残念な結果でしたが、トンネルの外ではスタンダードモードであったとしても電波を掴み続け、デバイスのバッファリング機能が功を奏しPrimeミュージックの演奏は止まることなく気持ち良くドライブを続けることが出来ました。

 

 飛騨清見インターまでは・・・

 

 富山方面と高山方面に分岐する飛騨清見インターを過ぎると、トンネルの中は勿論、外までも

圏外状態

となり、ついにバッファリングの貯金も底を尽き、Primeミュージックの演奏は止まってしまいました。

 そして、その後はずっーと圏外状態が続くこととなり、東海北陸道下りの最後のトンネルである

城端トンネル

を通過し、山間部を通り抜け、平野に降りてきたところにある

城端サービスエリア付近

でやっと電波状態が回復するという状況でした。

 

 途中、あまりに圏外が続くものですから、モバイルルーターの不具合を疑い、途中の

飛騨河合パーキングエリア

に立ち寄り、同所でモバイルルーターの再起動をするも依然として圏外。試しにプラスエリアモードにしてみると、さすがプラチナバンド、電波状態はバリ3 となりました(ルーターの不具合でないことが判明そして、純粋に周辺地域が圏外であることも判明)。

 

 ですので、この東海北陸道メインの定期便を運行されているドライバーにとっては残念ながら約3分の1の区間が圏外となり、使用には耐えられないことが判明しました。う~ん残念です。

 

 

 

本日のまとめ

 予想どおり、田舎の山間部を通る東海北陸道は、岐阜県荘川から富山県城端パサービスエリアの区間はトンネル内のみならず、トンネル外であっても

WiMAXのスタンダードモードでは圏外

となり、

ネット接続サービスは一切無効状態

となっています。

 ですから現時点(2022/9)では

今後の整備が待つ

しかなく、当ブログでは今後も定期的にWiMAXの電波状態を確認し、変化があればお知らせしていきたいと思います。

 

 結論として、東海北陸道をメインに運行されるドライバーさんは、WiMAXの契約は見送るべきと言わざる得ません。

 

なお、用途別の移動中の車内でのWiMAXの使い心地については、「気になる走行中の車内でのWiMAXの使い心地。毎日が車中拍のトラックドライバーがお伝えします」をご覧いただければ幸いです。

 

 

 

                    本日の報告は以上となります。敬礼

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